【開催レポ】9/27(火) 発達凸凹児の会「元教師&保育士の先輩ママ直伝! 園·学校とのより良い関係作り&交流会」

今回の「つながるごはん」は、園や学校の先生との関係づくり。子どもによって発達の凸凹の山が違うので、当日は、一人一人の相談をじっくりと聞き、先輩ママがアドバイスする貴重な時間となりました。

講座:園や学校の先生との関係づくり

まず最初は、「園や学校の先生との関係づくり」についての講座です。発達凸凹児のママでもある中村先生から、学校の先生の勤務実態について話がありました。

 

先生方は勤務時間が長く多忙であること、先生だからプロフェッショナルと見られるけれども、発達凸凹児についての知識は少なく暗中模索で教えている事を知りました。そのため、「先生だけに子供をお任せするのではなく、”保護者・学校・医療機関も一緒になって子供を見守るチーム”なのだから、親は先生に遠慮する必要はないですよ」と仰っていました。

 

先生に要望を伝えるコツについては、サンドイッチ作戦(自分の要望を「褒める」と「持ち上げる」の間に挟む)や、要望は紙に書いて残すとか、専門家を味方につけることなどを教えて頂きました。

また、支援については、中村先生の体験談から「みんなと同じようにできる為の支援」を求めていたけれども、先生は「子どもが学校生活を楽しめるための支援」をしてくれた事を話してくれました。支援に対する”親の意識改革も必要”ですね。

そして、学校に大切な話を伝えに行くときは、「見かけ」「家族総出」で本気度をアピール!しましょうと笑いながら教えてくれました。この事を伝えるかどうかは迷ったけれども、服装は本気モード!であることがわかるし効果があるそうです。特に「ここぞ!」という交渉の時は、「両親揃って」「男性」の存在が重要なようです!

講座の後は、参加者からの質問タイム。事前に質問して頂いていた「先生がマニュアルどおりを求めてくること」「多忙な先生とコミュニケーションをとるタイミングについて」などについて、話し合いをしました。

子どもによって発達の凸凹の山が違うので、一人一人にあったアドバイスが必要となります。一人の相談に対して、先輩ママがじっくりと話を聞きアドバイスする形となりました。

先生に要望を伝える時、言い方次第では、モンスターペアレントになるか協力者になるかわかれます。「園をよりよくする為の意見として聞いてくださいと、まずは全体利益(園全体の為)について話をしてから要望を伝えると受け入れてもらいやすいですよ」とアドバイスをして頂き、交流会が終わりました。

つながるごはん弁当

時間いっぱいに話をして、お腹も空き始めた頃にお弁当が到着しました。
「つながるごはん」では毎回テーマに合わせたお弁当を、レシピ付きでお出ししています。

【本日の献立】
・野菜たっぷり肉団子
・秋野菜の蒸し野菜サラダ
・切干大根と野菜の納豆和えのチーズ焼き
・じゃが芋のポタージュ

レシピはこちら

 

そして、IKEA立川さんからエコバックと人気のフリーザーバックをご提供いただき、配布させていただきました!いつもありがとうございます。

交流会が終わっても、ママ同士や先輩ママとの交流はまだまだ続いていました。
次回も、ぜひご参加下さいね。