【開催レポ】第2回ピアサポートおやこ食堂「多胎児のこそだて」

第2回目のピアサポートおやこ食堂「つながるごはん」は、「手がたりない!多胎児のこそだて」。立川周辺で活動する多胎支援団体「SwingRing~ふたご応援プロジェクト~」が担当してくれました!

3組の双子の親子が参加!預けられる子は別室保育で保育スタッフと遊んでもらい、親だけでじっくりと。たまには子どもと離れる時間もぜひ確保してもらいたいので、つながるごはんは保育付きで開催することもあります。

今回は、参加人数も少ないので、講座と交流会を混ぜ合わせながら開催することとしました。まず最初は、同団体代表で現役保育士の中川美織さんから自己紹介。あわせて、新生児から3歳まで、ふたごちゃんがどんな風に成長してきたかのお話がありました。

そして参加者の皆さまとピアサポーターさんも自己紹介。
皆さんには、多胎育児で困っている事や成長を感じて嬉しかったことなどをお話してもらいました。
「イヤイヤ期真っただ中で大変」「出かける時にどんな方法で移動するかの想定が難しい」など、それぞれの年齢・月齢特有の悩みや、「向かい合わせで笑いあっていて可愛い」「一緒に遊んでいる時に相手を気遣う姿がほほえましい」など、多胎児ならではの喜びも。

続けて、双子ならではの便利グッズの紹介を。双子を連れて病院へ行くのは移動や病院での待ち時間だけでも本当に大変。
そこでおススメなのが鼻水吸引機『メルシーポット』。病院に行く回数が減り、中耳炎にもなりにくいと話題だそうです。

倒れてもこぼれないのにそのまま飲めるマグ『WOWカップ』のご紹介も。一人が倒してこぼして、それを片づけてたら、もう一人がこぼして…と永遠ループにはまるお食事タイムから解放!ストローもついていないので洗うのも楽ですね。

中でも皆さんが一番興味を持ったのが、今話題の移動用ワゴン『クロテックワゴン』。通常のキャンプワゴンと違い、引くだけでなく押すこともできるというもの。レインカバーもシートベルトもオプションがついているから、ベビーカー代わりに使うママパパが増えているそうです。双子を入れて、さらにストライダー2台とママバックを入れても余裕!一瞬で小さく折り畳み出来る手軽さや、取り回しの良さに一同感動でした!!

そして、使える制度のお話では最後に講師の中川さんから
「『私が母親なんだから』『僕が父親なんだから』と全てを家族で完結する必要はありません。沢山の人の力を借りて、制度を使い、社会全体で子育てすることが次世代へバトンを繋ぐことになります。」とお話がありました。

多胎児だけではないのですが、育児は親だけでがんばらず、頼れるものは頼ってくださいね!そして、自分が育児に余裕がでてきた時に今度は恩返ししてあげてください!

さて、お待ちかねの「つながるごはん」のお弁当がみらいのたね保育園のキッチンから届きました!
今回は忙しい多胎児の親のために、時短でできるメニューを考えていただきました。

レシピはこちら → レシピ1枚目、レシピ2枚目

保育園でも大人気のメニュー、「鶏肉と大根のほったらかし煮」「揚げインゲンの胡麻和え」「キノコの万能だしの素スープ」。「キノコの万能だしの素」はたくさん作って冷凍しておくと、スープ以外にもアレンジできて栄養価もあがって、とっても便利だそう♪

保育士・調理師であり、現役保育園のキッチンの二荒さんに、メニューとレシピの説明をしていただき、離乳食のお話などの質問にも答えてもらいました。

また、たくさんの企業やフードバンク多摩さんから、サンプルや食材の寄付をいただき、段ボールいっぱいにお持ち帰りいただきました!企業のみなさま、ありがとうございます!引き続き支援をお待ちしております。

今回も、つながるごはんでつながった多胎家庭の皆さんの笑顔が印象的な会でした。

「つながるごはん」の次回は、1/19火に「食物アレルギー児のこそだて」の回を開催します!お知り合いにいらっしゃいましたらぜひお声がけください。

「アレルギー児のこそだて」のお申込みはこちら☆