【開催レポ】12/13(火)発達凸凹児の会☆「ペアレントトレーニング入門編~親子のあたたかい関係作り~」&交流会

本日は、発達凸凹児の会☆「ペアレントトレーニング入門編~親子のあたたかい関係作り~」&交流会でした!
親同士で情報交換をされたり、先輩ママからのアドバイスをもらったり、大変有意義な時間だったかと思います。

講座:ペアレントトレーニング入門編~親子のあたたかい関係作り~

ペアレントトレーニング…行動療法の理論に基づいて、子どもの行動を変えることを試みる

今回は、ペアレントトレーニングを取り入れた親と子どものあたたかい関係作りの
ペアレントプログラムの講座を行いました。

ペアレントプログラムを受けてもらい、親御さんがラクになることで子どもとの関り方が変わるだけでなく、
子どもが変わることを目指します。

 

 

ほめかたのコツはタイミング
結果より経過をほめる方が効果的。経過をほめてもらってきた子どもはまた頑張ろうという気持ちが育ちます。
失敗しても、また頑張ろうという気持ちが芽生えます。しかし、お母さんは忙しくて全ての事をほめるは大変。
そんなときはスペシャルタイムを作って、子どもと2人だけの時間を作ってあげるのが大事だそうです。

 

お説教ではなく、指示をする
子どもに対して言うことを聞かずイライラしてしまっても、お説教はしません。
「●●します」「●●を始めます」「●●しましょう」と指示をするようにします。
これは、できたら褒めてあげることがセットです。

指示をする際には、簡潔かつ具体的に。主導権はあくまで親にあります。

ー大事なCCQSー
C: calm …あなた自身がおだやかに
C: close …お子さんにもう少し近づいて
Q: quiet …声のトーンを落として 冷静に
S: short・simple …短く シンプルに伝える

子どもに指示をする時は親が感情的にならないように。とはいえ感情的にならないようにするのは難しいですよね。
感情的にならないようにするには、自分の気持ちを楽に保つことが大事。
子育て中は、常にストレスが溜まっている状態になってしまいがちです。
ストレス発散をせずに「子どものため・家族のため」と我慢してしまうと、親もいつかは限界がきてしまいます。

親である前に一人の人間。自分自身をいたわりストレスを減らす工夫が大切。
ストレスが溜まらない様にするには、自分の取扱説明書があるといいそうです。
自分の取扱説明書とは、もしイライラが募った時に何をすれば切り替えられるのか、
ストレスの発散方法を知っておくこと。
イライラする前にその行動を行って爆発を抑えることができればいいですね。

 

 

切り替えが難しい
ゲームがやめられない、テレビがやめられない…よくありますよね。
なぜ子どもは我慢ができないのか。
4歳前後の子どもの脳は、目先の欲求を抑える脳の仕組みができていない。つまりは、脳が育っていないのです。
やめなければいけないときに、やりたい気持ちを抑えるには、いい結果を見通せる・先生にほめられるなど。
叱っても実行機能は発達しない。学習するには、なぜペナルティが発生するかを考えてもらう。
積み重ねが大事。繰り返すことで育つ。

でも、今困っているのに…育つまで待っていたらイライラしてばかりに…
我慢ができずカンシャクを起こしている子どもには、こんなことをやってみましょう。

* 原因から離す…ゲームやテレビがある部屋から連れ出す
* まったく違う楽しいことに誘う…テレビで好きなアニメを流してみたり、好きなおやつを出してみたり

その他、ここだけではお話ししきれない、ためになるたくさんのお話を聞くことができました!

 

交流会**トークタイム**

ぺアトレ講座の後は、自己紹介を行っていただきそれぞれの悩みを打ち明けて、
同じ境遇の親同士で情報交換やアドバイスをしあい、まさしくピアサポートとして
大変有意義な時間でした。

 

つながるごはん弁当

トークタイム終了後は、特製弁当のお渡し。
「つながるごはん」では毎回テーマに合わせたお弁当を、レシピ付きでお出ししています。

 

【本日の献立】
・ じゃが芋の和風ポタージュ
・ 松風焼き
・ 小松菜のじゃこ添え
・ 人参しりしりの梅和え

 レシピはこちら

 

IKEA立川さんからは、エコバックと人気のフリーザーバックをご提供いただき参加者様へ配布しました。今回もありがとうございました。

 

 

トークタイムだけでは時間が足りないようで、皆さん終わった後も楽しくお話をされていました。
次回もご参加をお待ちしております!