【開催レポ】第3回ピアサポートおやこ食堂「食物アレルギー児のこそだて」

第3回目のピアサポートおやこ食堂「つながるごはん」は、「不安がいっぱい! 食物アレルギー児のこそだて」。

国立を中心にオンラインでも全国の食物アレルギー児の支援活動をしている「食物アレルギーサークル にこにこ」さんが担当してくれました!

緊急事態宣言中の今回のピアサポートおやこ食堂。
開催の判断を迷いましたが、講座と交流会をオンラインで開催することとし、交流会終了後にお弁当をみらいのたね保育園までテイクアウトで受取りにきてもらうことで開催することに。

それでもキャンセルされる方もいらっしゃり、今回の参加者は1組のみ。
しかし、そのおかげで講師とピアサポーター3名とじっくり話を聞くことができ、大変有意義な時間になりました!

まずはじめに、ピアサポーターと参加者の方の自己紹介から。
お名前、住んでいる地域のほか、アレルギー児のお子様がいらっしゃる方なので、子どもの年齢とアレルギーの種類、参加される目的・聞きたいことについてお話しいただきます。

そして、講師の当団体代表の大坂さんが、自己紹介を兼ねながらスライドを画面共有し、ご自身の経験談をもとに、治療のこと、外食のこと、園や小学校選び、お友達との付き合い方など「食物アレルギーのある暮らし」についてお話しいただきました。

今回、小麦アレルギーのお子様だったため、パンやケーキのおすすめのお店や商品についても紹介。
「シャトレーゼ」の乳・卵・小麦不使用のデコレーションケーキは価格も安く、美味しいとの情報など。

クリスマスシーズンになると、「セブンイレブン」などでもアレルギー対応ケーキが予約で購入できるけど、美味しいものはすぐ売り切れになるなど、リアルな情報も!

外食も、「モスバーガー」は対応表がしっかりしている、「くら寿司」はアレルギーではないきょうだいと一緒に楽しみながら外食できるなど、食物アレルギー児でも外食を楽しめるヒントをたくさん教えてくださいました。

また、幼稚園選びのポイントは、具体的な経験談から地域の情報まで大変役立つ情報でした。園や小学校だけでなく、じいじ・ばあばへのお願いの仕方、お友だちたちとのつきあい方まで、いろいろな場面でアレルギー児として気を付ける視点を学ぶことができました。

さいごには「アレルギーはギフトだった。アレルギーがあったから自分の幅が広がった。」とみなさん前向きに語っていたのがとても素敵で印象的でした!

さて、今回の「つながるごはん」のお弁当も、みらいのたね保育園のふたらさんが、食物アレルギー児のための乳・卵・小麦粉を使わず、おいしーーいごはんを作ってくださいました!

レシピはこちら → レシピ_210119

メニューは、鶏肉の唐揚げとなんと!高野豆腐の唐揚げ。
高野豆腐の唐揚げはめずらしいけど、栄養もたっぷりで食感も楽しくとっても美味しかったです!

そして、マヨネーズを使わないポテトサラダに、コンソメを使わず、塩チキンで作るジュリアンスープ。

アレルギーも気にすることなく、安心して誰かの作った栄養たっぷりのごはんが食べられるのは本当に嬉しいですよね♪

参加者の娘さんも、からあげを美味しそうにほおばって食べたそうですよ!ほおばる姿の写真を送ってくださいました↓
かわいい~♪

今回参加された方もアレルギーサークルのLINEグループにも入っていただくことができ、今後もお悩みや情報共有ができるつながりを作ることができました!

さて、次回の「つながるごはん」は、1月26日(火)に「誰でも地域多世代食堂」を開催します。
同時に、その日に立川・錦商店街にある「中国料理 五十番」のスタッフのミャンマー出身のティンさんからのお願いで、ミャンマーの子どもたちに送るリサイクル品(洋服・マスクなど)も募集します!

お近くに住む方、ぜひ、着なくなった夏服をご持参いただき、ご参加ください!
つながるごはんの美味しいお弁当も1食250円で提供いたします!

ご参加お待ちしてまーす!
くわしくはこちら☆